【恐怖体験】怒りに憑りつかれた恐ろしきパワハラ上司の話。

恐怖のパワハラ上司 仕事

どうも、宮っちです。

今回の記事では、私が前職の営業職をしていた時に出合ったパワハラ上司との体験談を書いていきたいと思います。

パワハラって怖いですよね。

私は毎朝、出社するのが怖かったですね。

だって・・・「いる」んですよ・・・。

ヤツが・・・そう・・・パワハラ上司が!!!

それは、もはや会社に悪霊がいる、またはヤクザが居るのと変わらない感覚ですよ!!!

やだなぁ・・・怖いなぁ・・・怖いなぁ・・・ですよ。

「今日、会社倒産してないかなぁ。」と毎朝願ったものです。

退社して時間がたった今、振り返ってみても恐ろしいです。ゾッとしますね。

今現在パワハラを受けて苦しんでいたり怖い思いをしている方々には、苦しみや恐怖に飲み込まれずに対策を練ってもらいたと願うばかりです。

また、「自分が悪いんだ」という自己否定やマイナス思考に陥らないようにしてもらいたいですね。

私が思うに、パワハラをしてくる人というのは、なかなか異常な状態にあると思います。

よく観察してみると、怒りや、憎しみ、嫉妬、などに憑りつかれているようにも見えるのです。

パワハラ上司の特徴

パワハラ上司の特徴

ちなみに、私が遭遇したパワハラ上司の異常性を私なりに分析してみた結果、このような特徴がありました。

パワハラ上司の特徴

  • 人格否定はお手のもの
  • すぐキレる、勘違いでもキレる、もはや食い気味でキレたい欲が溢れがち
  • 人によって態度を変えるが裏では文句を言い放題
  • 部下が思いどうり動かなかかった場合のキレ方が異常
  • ラップバトルに参加して欲しいと思うほど人をディスる(罵る)能力が高い
  • 説教のネタがなくなったらプライベートなどを聞き出し、なぜかキレだす
  • 会社ルールや自分のルールに異様に厳しく守れない者は排除するという思想が強い
  • 自分の考えは声高らかに主張するが部下の話は聞く余裕がない
  • 威圧的でマウントとりたがる傾向がある
  • 否定的でやる気をそぐ発言をしがち

・・・と、まあ色々な特徴がありますね。(あくまで私の考察です。)

もちろん良い面も持ち合わせているとは思いますが、今回はパワハラ上司の特徴にフォーカスしているためこのような結果になってしまいました。(多くの誤解は孕んでいる可能性は大いにありますが、ご了承ください。)

もし、上記の内容のようなことに心当たりのある上司の方が居たら、心を穏やかに保つ努力をした方が良いんじゃないかなぁと思います。

少なくとも私は、このような上司の下では一緒に仕事を頑張って働きたいとは思えませんでした。

ただただ、怖いなぁ・・・と思うばかりでした。

そして、もしこのような特徴を持つ上司の下で働いている部下の方が居たら、出来るだけ冷静に客観的に分析してみてください。

私は、仕事が出来ない自分が悪い、怒られる自分が悪い、と思っていた時期があります。

まあ、私の場合はポンコツ社員だったので仕事が出来なかったのは悪いとは思いますが・・・。笑

しかし、ホントに悪いのは仕事が出来なかったり怒られている部下だけなのでしょうか?

しっかりと、現状を見据えてもらいたいのです。

私には会社で働く上司と部下の関係性であっても簡単に人を傷つけて良いとは思えないのです。

怒りに憑りつかれたパワハラ上司の怖い話

パワハラ上司の怖い話

さて、前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、ここからは、さっそく私が遭遇したパワハラ上司の恐怖体験を書いていきたいと思います。

入社当初

私は営業職の小さな会社に中途入社しました。

初めての営業職でなかなか結果が出せず、入社当初から朝礼で社長に怒られまくる日々でした。

まあ、見事なまでのポンコツ社員だったので、これは私が悪いですけどね。笑

入社当初は社長が怖かったですね。

しかし、上司は知らない顔というか・・・私がわからないことを聞きに行く時も・・・

「このくらい自分で考えれば。」

と言われる始末で、かなり冷たい印象を持っていました。

教育はしないおざなり放置プレイを受けている感覚でしたね。

私は、わからないことは親切な社員さんなどに聞くようにしていました。

これが問題だったようで・・・ことあるごとに、

「なんで、俺に聞かないの?バカなの?」

とわざわざ呼び出して言われるという・・・。

しかし、問題は上司に話をしたところで冷たくあしらわれるだけで、けっきょく他の社員さんに確認を取るという2度手間が発生することでした。

この時、私はうすうす「この人はヤバい人かな」と気づき始め、出来るだけ距離をとるようにしていきました。

怒りの火種

営業職というのは売り上げが良い日は良いのですが、悪い時には社内の空気が重くなりがちなような気がしますね。

出社して、会社に踏み込むと、ここは葬式の会場かな?と思うような重くるしい雰囲気が漂っていることがあるのです。

そんなある日、朝一で上司に呼び止められ、売り上げのことで詰められます。

まあ、いろいろ言われてはいたのですが、記憶に残っているフレーズは・・・

「お前のせいで俺の給料も上がらない。どうしてくれるんだよ!」

「お前、どれだけ腐ってるんだよ!」

という怒声。

私は「すいません。売り上げ上げるようにがんばります。」と力なく答えるばかりでした。

この頃から、上司は些細なミスも見逃さないよう監視するようになり、ミスや気に食わないことを見つけ次第、それを火種にし私をディスることに磨きをかけているようでした。

例えるならば、優秀な鬼看守といった感じでしたね。

機嫌が悪い時や、少しでも私が思いどうりに動かなかった時などには、怒りが抑えられないといった様子で罵詈雑言を浴びせまくる・・・という日々が日常となっていきました。

ただ、基本的に理不尽で無益なディスりが多かったので・・・私は、ムーディ勝山の如く、右から左に受け流す能力が自然と身についていくのでした。

しかし、それでもメンタル的には苦しいものがありましたね。

私以外にも、社長や、他の社員さん、事務員さん、ましてや取引先のお客さんなどの悪口も本人が居ないところでは言い放題だったので不満がたまっていたのかもしれませんね。

何とも嫌~な感じというか負のオーラが漂っていました。

それは恐ろしくもあり、悲哀ですね。

スパイ事件

そんな中でも、仕事に慣れて来て売り上げもなんとか上げられるようになってきていたある日のこと。

出社すると、上司に呼び止められました、確か日報の書き方が気に入らないか何かで、キレ始めたのです。

いつもの様に聞き流していたのですが・・・その日は次第にヒートアップしてゆき、思いもよらないフレーズが飛び出したのです。

「宮っちくん、お前、会社なめてるだろ!!」

「お前スパイなんじゃねの!?なぁ、スパイなの!?」

「俺らの会社をぶっ壊すつもりなんじゃねぇのか!?」

と怒り狂っています。

私は「・・・・いやぁ・・・・。」(そんなつもりは・・・。)

返す言葉が、見つかりませんでした。

思わずうつむいてしまうと・・・

「お前、どこ見てるんだよ!!怒られてる時くらいは人の目を見ろよ!?」

と怒鳴り散らしています。

私は目線を上司の方に向けたのですが・・・・その目の奥には怒りと狂気の色が滲んでいました。

それはまるで、映画「シャイニング」のジャック・ニコルソンのようなサイコ感があり、とても恐ろしかったのです。

しかし、まさか自分が上司からスパイ容疑をかけられるとは思いもよらなかったですね。

もはや、何に怒れれてるのかさえ理解できませんでした・・・。

今思えばコントのようだなぁと笑えますが、当時は戦慄でしたよ・・・。笑

けっきょく、スパイ容疑をかけられた私は、この会社にはいられないと思い退職することを決意しました。

退職願い

後日、私は頃合いを見計らって、上司に退職の意思を伝えました。

上司からは・・・

「次の仕事は決まってるの?」

「宮っちくんは、資格とか持ってるの?」

「今の20代の人達に負けないくらいのスキルは持ち合わせているの?」

「他の職場でやっていけると思ってるの?」

などなどの質問責めを食らいました。

私が答える前に、続々と質問は続き、最後の質問コーナーはほとんど答えられずいると・・・。

家族や友人などプライベートの質問まで始まり、なぜかディスられました。

自分自身がディスられるのは、まだ良いとしてもプライベートのことまで言いたい放題言われるのは、なかなかやるせないものがあります。

普段、あまり怒らないように努めている私でも、さすがに怒りを覚えましたが・・・ここまで来て戦争を勃発させるのも嫌だなぁと思って、なんとか耐え忍びました。

退職日

待ちに待った退職の日、私は上司を含め、これまでお世話になった会社のみんなに「今までお世話になりました。」とあいさつに回っていました。

社長や、社員さん、事務員さんからは、暖かいお言葉をもらい「次の場所でも頑張ります。ありがとうございまいした。」という流れだったのですが・・・

上司からは、「俺もいろいろ厳しい事を言ったかもしれないけど、いつかわかる日が来ると思うから、頑張ってな。」と言われ・・・。

私は、「は・・・はい、ありがとうございます。色々お世話になりました。」

・・・とは返したのですが、内心、「いや・・・わかるかー!!!!」とツッコミを入れたくなる欲求を抑えるのに必死でした。

もう理解の向こう側にいってますよ。

今、わかることは、人は怒りに囚われたら恐ろしいな・・・ということくらいです。

終わりに

パワハラ終わりに

今振り返ってみると、笑い話のようにも思えるんですが、当時はなかなか苦しく軽い鬱のような状態にもなっていました。

もし、本当にパワハラで苦しんでいる人がいるなら、信頼できる人に相談したり、パワハラの証拠をしっかり集めて対策をしたり、心身に異常をきたしている場合は最悪、逃げたしても良いと思うのです。

「自分自身の健康」と「会社」のどちらが大切なのかを一度考える機会にしても良いと思いますね。

個人的には、パワハラ上司との直接対決は難しいかなぁと思っています。

怒り狂っている人との話し合いはカオスですからねぇ。笑

最後に、私と同時期に入社した社員さんから会社を辞める前に頂いた言葉で締めたいと思います。

「次は、笑って働ける職場を見つけられると良いよね。」

私も、ホントにそう思いますね。

この言葉をかけてもらった時は思わずグッと来てしまいました。

仕事は怖い思いをする場所ではなく、少しでも笑って働ける場所になれば良いなぁと願うばかりなのです。

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