【映画レビュー】笑いと涙の名作映画「人生ここにあり!」

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誰でもそれぞれ、何かをもっているはずだ。

合言葉は「やればできる」

この映画を一言でいうと

笑えて、感動して、勇気をもらえる

そんな感じの映画です。

そして、この映画のすごいところは、

シリアスなテーマを、面白おかしく描いていて、

それでいて嘘のように素晴らしい実話ベースの物語というところなんです。

ざっくりストーリ紹介

1980年代、イタリア

バザリア法という法律によって、イタリア国内の精神病院が廃止されていく中、

行き場を失った元精神病患者たちは、受け入れ先となる病院付属の一角、協同組合180に集められていた。

そこにやってきた主人公ネッロは協同組合のマネージャーを任され、

彼らの業務を監督し、彼らの才能を見出し、新たな事業に挑もうとするのだが・・・

見どころ・好きなシーン

私は何度も、この映画を見ていますが、正直な所、見どころ多すぎます。笑

個性豊かな精神病患者たちと、主人公ネッロとの絡みはもちろんのこと、

テンポよく流れる映像の中に、面白さやメッセージが盛り込まれています。

ということで、私が好きなシーンをいくつか、かいつまんで紹介したいと思います。

※ネタバレしないように紹介します。

最初の組合会議

精神病患者たちを組合員として対等に接するネッロ。

施設内での単純作業の仕事をしている彼らに、社会に出て仕事をしてみなかと持ち掛ける。

組合員の意見や案を「やればできる」とすべて受け入れていく。

そして、物語は動きだしていくのです。

 

ネッロと理事長の交渉

自閉症で一言も話さないロビーを理事長に任命するネッロ。

二人は仕事の交渉に出かけるのですが・・・

理事長の大活躍に思わずニヤリとしてしまいます。

 

男たちの初体験の道

男たちは、初体験をするべく、バスに乗り込む、

その道すがらの神妙な面持ちがなんとも言えない。笑

戦場へ向かう兵士の如く、みんな何かを見つめているのです。

 

ゴフレードのプレゼント

物語の終盤、悲しい出来事が起こり、元気をなくしてしまうネッロに、

子供のような性格のゴフレードは、ダンボールいっぱいの漫画を手渡します。

「これ笑えるから」の一言に、なんだかジーンと来ちゃいます。

このシーンほんとに好き。名シーンです。

 

ラストシーン

理事長の渾身の挨拶。

この映画における理事長の存在感、半端ないです。

感想

いやぁ、個性豊かすぎるキャラクターが多く

笑わされ、時たまジーンとさせる良い映画です。

なにより、主人公ネッロの熱意と優しさで、

皆が生きる希望と働く喜びを得ていく様子は、

見ていて胸を打たれます。

ネッロみたいな人が上司だったら、ほんとに仕事が楽しくなるだろうなぁ。笑

もう私は、「何もできない、もうだめだぁー!」

と思う時、この映画を見て、

「人生で大切なことは挑戦することだ、やればできるんだよ。」

と背中を押されています。

終わりに

もし、この記事を読んでいる

あなたが肩を落とすような日があったなら、

駆け出して「人生ここにあり!」のDVDを取り出し、

「これ笑えるから」と言って手渡したい、そんな一作なんです。

AmazonプライムやU-NEXTても試聴できるので、まだ見てないよって人は、是非見てくださいね!

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