【ミステリー小説】あまり小説を読まない私でも一気に読めた「告白」の感想

告白の感想

秋の夜長にはミステリーでも読みたいなぁと思っていました。

そんな時おすすめされたのが、湊かなえさんの小説「告白」でした。

普段あまり小説は読まない方なので、あまり期待せず本屋に立ち寄った際に手に取ってみました。

家に持ち帰りページをめくるとなかなか手が止められずスピード感ある小説になっていました。

感想を一言で言うと・・・

「面白ぇ!・・・けど怖ぇぇ!」

今日は、そんな小説「告白」を読んだ感想でも書いて行こうと思います。

※できるだけネタバレはしないように書きましたが未読の方はネタバレ注意です。

あらすじ

ある中学校の終業式、担任教師の森口先生は最後のホームルームで衝撃的な告白をします。

このクラスの中に私の娘を殺した犯人が居ると・・・。

数か月前、森口先生の娘は学校のプールで水死していました。

先生は事故と思われていたこの事件の真相を語り始めたのです。

犯人が何をしたのか、そして誰なのか、クラスメートのみんなが分かるように・・・。

そして、先生の復讐が始まるのでした。

告白の感想

実は映画版を先に見ていたのですが、原作の方が面白かったです。

冒頭の担任教師、森口先生の告白から引き込れまくりますね。

章ごとに事件にかかわる登場人物の視点で書かれていて、事件の全体像が見えていく感じなんですが・・・

先が気になってどんどん読み進めたくなってしましました。

 

個人的には2章の新任教師の話が好みでした。

良い人のはずなのに視点が変わればこうも印象が変わるという、なんかブラックジョーク満載な感じ・・・。

各登場人物の視点よって、それぞれに勘違いや価値観の歪みを上手くえぐり出しているようにも思います。

読み進めていくごとに、だんだんと闇が深くなっていく感じでゾクゾクしながらも、気分も重たくなってしまいましたよ。笑

 

結末も何とも恐ろしい感じになっていますねぇ・・・。

 

森口先生怖ぇぇよう。笑

 

個人的には読みやすく面白かったので未読の方やミステリー小説読んでみたいなぁと思ってる人は是非、読んでみてくださいね。

 

これからは、ちょくちょくミステリー小説も読んでいきたいなぁと思った秋の夜長でした。

それではまた。

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